花ブロックは沖縄発祥とほとんどの方が思っています。確かに日本ではそうなのですが、世界ではどうでしょう。
実は沖縄では1954年頃から使われ始めましたが海外では1930年ころから既に存在していました。それはアメリカのカリフォルニア州です。その中でもパームスプリングという町で盛んに使われていました。
沖縄では、第二次世界大戦終戦直後にアメリカ軍の基地と米軍住宅が出来る際に、セメントと同時に花ブロックの機械も持ち込まれたのが始まりと言われています。
沖縄ではそれまで木造の沖縄古民家から、それをきっかけにコンクリートの家が作られ始めました。台風が多い沖縄ではコンクリート住宅が機能面でとてもマッチしました。
沖縄の人々はその機械を組み立て、見よう見まねで花ブロックを作り始め、やがて広まっていきます。当時は複数社の花ブロックメーカーがありましたが、やがて沖縄ですら、製造元が減っていきました。
photo source:https://c2paint.com/blogs/color-confi
【台風から建物を守る】
石垣の代わりにコンクリートブロックによるブロック塀が作られ始めました。その中でブロック塀に強風が直接当たることでブロック塀が倒れる事を嫌い、ある程度風が抜けるように花ブロックが使われたと言われています。アメリカのフロリダ州でも竜巻(ハリケーン)が起きるため、その飛来物から花ブロックで建物を守るため、その必要性がありました。
【強い陽射しを避ける】
次に沖縄は暑い地域です。その強い陽射しを遮りながら、適度に風を通すために花ブロックは使われました。パームスプリングスはもともと砂漠地帯です、同じく乾燥していて更に高温です。沖縄と同じ理由で使われていました。
【デザイン性】
花ブロックはそのユニークな幾何学模様の連続によるデザイン性を発揮します。パームスプリングスでは1940年~1960年代にかけて「ミッドセンチュリーモダンスタイル」が流行しました。
このスタイルはシンプルで機能的なデザインが重視されました。また幾何学模様によるポップな色使いが好まれ、塗装により何色にもでき、シンプルな幾何学模様の花ブロックは有名建築家によってユニークに使われ、多くの建築物にその跡が見られます。
【防犯性】
建物の周囲をブロックで囲ってしまうと、その内側に侵入者が居ても外からは見えません。花ブロックを使う事により外からも中が見えるためその防犯性は高いと言えます。
【広告性】
独特の花ブロックデザインは、あまりどこにでもあるものではありません。そのデザインはある種看板的役割を果たします。また塗装色によって無限の表現が出来ます。
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