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花ブロックが沖縄で何故使われているのか?解説します!

花ブロックが沖縄で何故使われているのか?解説します!

2024年11月16日 09:22


どうして沖縄に花ブロックが定着したのでしょうか!?

花ブロックが沖縄で使われる理由


【経済的理由】


花ブロックが沖縄で普及したキッカケは米軍基地住宅の計画でしたが、理由は沖縄の気候風土にあります。沖縄は毎年多くの台風が通過する地域です。


昔の沖縄古民家はその風から建物を守るために平屋にして低く構え、ぞの周りを石垣を積んできました。戦後コンクリート住宅が主流になることでセメントが使われますが、セメントは安価のためコンクリートブロックはもちろん、花ブロックにも使われました。



【台風から建物を守る】


石垣の代わりにコンクリートブロックによるブロック塀が作られ始めました。その中でブロック塀に強風が直接当たることでブロック塀が倒れる事を嫌い、ある程度風が抜けるように花ブロックが使われたと言われています。


アメリカのフロリダ州でも竜巻(ハリケーン)が起きるため、その飛来物から花ブロックで建物を守るため、その必要性がありました。



【強い陽射しを避ける】


次に沖縄は暑い地域です。その強い陽射しを遮りながら、適度に風を通すために花ブロックは使われました。パームスプリングスはもともと砂漠地帯です、同じく乾燥していて更に高温です。沖縄と同じ理由で使われていました。



【素材的理由】


沖縄は周りが海のため海岸近くでは「塩害」が起こります。金属などは潮風だけで錆びてしまいやがて朽ち果ててしまします。そのためコンクリート住宅同様に周囲を塩害から守るため錆びないコンクリート製の花ブロックが活躍しました。カリフォルニア州の西海岸でも同じ理由から花ブロックが普及しました。





【デザイン性】


花ブロックはそのユニークな幾何学模様の連続によるデザイン性を発揮します。パームスプリングスでは1940年~1960年代にかけて「ミッドセンチュリーモダンスタイル」が流行しました。


このスタイルはシンプルで機能的なデザインが重視されました。また幾何学模様によるポップな色使いが好まれ、塗装により何色にもでき、シンプルな幾何学模様の花ブロックは有名建築家によってユニークに使われ、多くの建築物にその跡が見られます。


最近はSNSが普及する中で「映える」という言葉が飛び交っています。まさに花ブロック空間はその役割を果たしています。





【防犯性】


建物の周囲をブロックで囲ってしまうと、その内側に侵入者が居ても外からは見えません。花ブロックを使う事により外からも中が見えるためその防犯性は高いと言えます。



【広告性】


独特の花ブロックデザインは、あまりどこにでもあるものではありません。そのデザインはある種看板的役割を果たします。また塗装色によって無限の表現が出来ます。



【文化的背景】


パームスプリングスではハリウッドスターや著名人たちの避暑地として知られていました。特別な「非日常的空間」です。特に有名な建築物として有名なのが1959年に建設された「ザ・パーカーパームスプリングス」と言う5つ星ホテルです。


このホテルのエントランスには空にそびえるほど高く、多くの花ブロックが宿泊客を迎えてくれます。沖縄もリゾート地域です。その特別な「非日常的空間」がそこら中にあります。まさにリゾート地は花ブロックの宝庫です。




いかがでしたか?

今日は何故沖縄で花ブロックが使われているのか、また定着したのか?をご紹介しました。



弊社では花ブロックは2つのシリーズで展開しています。見積やお問い合わせ等、詳しくはこちらをご覧ください。



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12月から来年1月にかけて【新商品】も発売されます。よろしければこちらもご覧ください。


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