
セメントタイルの製造工程とその素晴らしさ
2025年03月17日 16:41
ベトナムのセメントタイルの製造工程とその職人技の素晴らしさ
セメントタイルは現在ベトナムやインドネシアで多く生産されています。セメントタイルのその美しさと耐久性は1850年代からフランスやスペインで製造されはじめ、世界中で愛されているタイルです。今日はそのセメントタイルの製造工程と職人の匠の技による1枚1枚手作りの世界とその魅力をお伝えいたします。
【製造工程】
①デザインの作成
デザイナーによる伝統的な柄やモダンな柄のパターンを描いたらそれを金属でなぞって型を作る準備をします。
②金属型の準備
金属職人による手作業で金型は作られます。タイルの形の内側にカラーセメントを流し込むための仕切りを作っていきます。複数のパーツで構成されるため高度な技術が必要となります。
③色の調合
材料は顔料と水、セメント、砂を混ぜて色を作ります。ここでも職人の経験値が大切です。適切な濃さと粘度が調整され、また色の一貫性が問われるため注意が必要です。
④型への着色
型は鋳型に固定します。各仕切りに調合した各色を慎重に流し込みます。隣の仕切りに色が入って混ざり合わないようにするため、各自職人による道具が重要になります。飲食店にあるような(マヨネーズやケチャップが入っていそうな)ノズル付きボトル容器やスプーンや小さな筆などを使います。
⑤セメント層の追加
色が入ったら鋳型から金型を外します。その上からフルイにかけたセメントと、更にセメントと砂をくわえたベースになる層を被せます。この層がタイルの強度を高める役割を果たします。タイルは一般的には16mm前後の厚みとなりますが、弊社のセメントタイルはコンパネの厚みに合わすため12mmにしています。そのため強度が落ちないようにベース層の中にファイバーメッシュを入れています。カラー層が約3mm、ベース層が約9mmの設定です。そしていよいよタイル全体を成形するための工程に移ります。
⑥圧縮と乾燥
専用のプレス機で高圧をかけて圧縮されます。ここでタイルの形が出来ると鋳型から外して自然乾燥させます。数日で自然に固まっていきます。素材がセメントのため熱エネルギーを使わなくても自然にある程度の水分で固まりますから、とても環境に配慮したエコフレンドリー建材なのです。
⑦最終仕上げと検品
乾燥が終わったタイルは表面を磨き、滑らかに仕上げます。色ムラや欠けがないかを検品し、品質を確認します。最後に弊社のセメントタイルには表面からの吸水を抑えるため特殊なシーラーをローラーで塗ります。これで美しく耐久性のあるセメントタイルが完成します。
【職人技の素晴らしさ】
ベトナムセメントタイルは機械で生産出来ないほど精密で、20年以上の熟練職人により生み出されています。特に色を作る経験値や流し込む作業は繊細で手作業ならではのセメントタイルです。
また、品質管理においても職人の目と手が重要な役割を果たします。一枚一枚を丁寧に検品し、わずかな不具合でも除外することで、高品質なセメントタイルを供給しています。こうした細部へのこだわりが、ベトナムのセメントタイルが世界中で愛される理由の一つです。
ベトナムのセメントタイルはの美しいデザインと耐久性、リサイクル性や環境性が現在世界中で見直されています。それは職人の卓越した技術によって生み出されています。ベトナムセメントタイルはは、機械では決して再現できない温かみと独自の魅力を持ちます。
スクラップアンドビルド、消費する時代から、ミニマリズムやSDGsという言葉に象徴されるように、本物をいつまでも大切に使う精神社会がこれからの時代です。全てが機械化される世界においてこの職人の技術は更に貴重なものとなるでしょう。
いかがでしたか?
今日はセメントタイルの製造工程とその素晴らしさをご紹介しました。
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