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【まとめ】ベトナムセメントタイルを使う利点その②

【まとめ】ベトナムセメントタイルを使う利点その②

2024年11月21日 17:12

ベトナムセメントタイルを使う利点その②


【メンテナンス性の良さ】


何となくセメントタイルと聞くと吸水性が高いイメージを持つと思います。しかし弊社のベトナムセメントタイルはそのあたりが他のセメントタイルとは違います。表面はマット感あふれていますが、かなり高度があり、天然石のチップ入りのテラゾー仕上げのベトナムセメントタイルなどはそこまで水が染み込みません。





特殊なシーラーにより表面は防水されており、床の汚れを防ぎます。 コーヒーや紅茶の汚れは、8時間以内にきれいな水で拭き取れば全く問題はありません。 一定期間使用した後でも、床はまだきれいで輝いています。



しかしあまりにキレイに使うより個人的には経年変化を楽しんでいただきたいと思います。フランスの石畳の様にね。



【芸術的な価値】


ベトナムセメントタイルは正式にはエンカウスティックタイルと呼ばれています。エンカウスティック(Encaustic)とはエジプトや古代ギリシャで用いられていた絵画技法で、「美術史上最古の絵画技法」とも呼ばれています。





エジプトミイラの棺の蓋にその肖像画が描かれた技法でもあり蜜蝋をその絵画材料にしていました。この技法は耐光性、耐水性、耐酸性などをもつ優れたものとされています。



近年世界では環境に配慮し、リサイクル運動が盛んです。その流れを今ベトナムセメントタイルも汲んでいます。110年頃前にはフランスの隣、スペインではサグラダファミリア大聖堂で有名な建築家のアントニオ・ガウディもこのセメントタイルを好んで使っていました。



もっと古くから教会や寺院で使われていたセメントタイルは今ではヴィンテージモデルとして価値が高まっています。フランスの古くからの家をリフォームすると、100年以上前のセメントタイルがいたるところで顔を出します。本場のベトナムでもホーチミン市内の教会で、120年前のベトナムセメントタイルを剥がして修復して再利用する動きが近年高まっています。



【断熱性】


ベトナムセメントタイルは夏はヒンヤリと涼しく感じます。地球の温暖化により夏場のエネルギー需要は年々高まっています。エアコンを使えば使うほど大気は汚染されていきます。





暑い国に旅行に行ったときに感じた方もいらっしゃると思いますが、暑い国はどこでも床はタイルや石材が多いと思います。その素材が熱を持ちにくいという性質があるためヒンヤリと感じます。熱は高い方から低い方に移動する法則があります。素足で歩くと体温の熱をタイルが奪うため足の裏が冷たくなります。気候により昔の人々は建材を上手に使っていたのです。



【コストパフォーマンス】


ベトナムセメントタイルほど耐久性があり、芸術性もあり、環境に配慮した建材はありません。しかしそれはそんなに高いものではありません。地域柄物価の安いベトナムで作っているからです。



これがフランスやアメリカで作っていたら3~4倍はするでしょう。日本人は木の文化ですから一般住宅の床はフローリングが大半ですが、玄関やキッチン、お風呂場等の一部に使う分には価値のある建材です。また店舗こそ独特なベトナムセメントタイルの力を発揮します。そこには歴史と物語がたくさん詰まっています。




いかがでしたか?


今日は前回に引き続きベトナムセメントタイルの利点をご紹介しました。


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