【メンテナンス】花ブロックのメンテナンス方法
2024年11月25日 17:44
花ブロックのメンテナンス方法特集
何かと白く仕上げる花ブロックですから、汚れが目立つことはあります。そこで今日は花ブロックのお手入れとこんな時にはどうするかを書いてみます。
【普段の手入れ】
まずは【花ブロックベーシックの場合】です。外構では常に雨やホコリにさらされています。あまり神経質になっても仕方ありません。一番簡単なのは水洗い。これが基本です。できればホームセンターにあるような「家庭用高圧洗浄機」が良いでしょう。圧力も変えられて便利です。あまり圧力を強くするのは危険です。家庭用とはいえ塗料の膜が剥がれる事もあるからです。メーカーだと「ケルヒャー」あたりがホームセンターでよく目にしますね。
家に高圧洗浄機がない場合はホースでタワシか固めのスポンジ手洗いとなります。ここでこびり付いた汚れを取るために「酸洗い」や「金属ブラシ」で洗うのはやめましょう。塗膜を犯してしまうと後が大変です。どうしてもピカピカに真っ白くしたい場合は再塗装が一番です。塗装した商品はそれが出来るからいいですね。
次に【花ブロックプラス】の場合です。花ブロックプラスは2024年12月に外構用300角。2025年1月に外構用200角が新たに発売されます。詳しくはこちら
花ブロックプラス単体で施工した場合は塗装までは必要ありませんが、後の防汚対策としては一般的な言い方ですが「浸透性の撥水剤」を最後に噴霧するか、刷毛で塗るかで良いと思います。透明なので誰が塗ってもキチンとムラなく塗れば良いので素人さんでも簡単です。普通の塗装に比べたら10倍は楽です。
(株)シンコーのMR.ハッスイなど。参考までにアマゾンでも売っています。
また、表面からの汚れなら(染み込んでいない汚れの事)サンドペーパーの粗目(#40くらい)で擦ると削れてきれいになる事もありますから、メモしておいてください。
もし普通ブロックと花ブロックプラスを併用する場合は普通ブロックのグレーを白くするため塗装しますが、花ブロックプラスの白色と、塗装する白色塗料の色合わせは無理です。なので花ブロックプラスの表面だけはローラーで軽く塗ればよいかと思います。
個人的にはその際には花ブロックプラスの内側は塗らなくても良いと思いますが(そもそも白色ですし、陰でハッキリ見えません)気になる方は薄く一回塗りで十分かと思います。
【塗料の選択】
これは何回も言います。「水性で透湿性がある、用途にブロック塀で塗っても良いもの」の一択です。透湿性がない塗料は後に水ぶくれになって剥がれることがあります。ホームセンターの店員さんに必ずそのように伝えて購入してください。
【ヒビが入ったら】
花ブロックの場合はどこにヒビが入るかにもよりますが、肉厚の部分や普通ブロックの部分であればサンダーによりVカットしてヒビを広げて、その溝にプライマーを塗って乾燥したら「変成シリコン」を注入してその上から塗装してください。
ブロックの肉薄の部分では無理しないでください。へたに細いクラックの上から変成シリコンを擦り付けてもヒビの中には入りません。業者さんに見てもらいましょう。(※サンダーは家庭用DIYでは資格は不要ですが、仕事での使用は資格が必要です。使用時には防具を着用し取り扱い説明書の手順に従い安全にお使い下さい)
【カケが小さい場合】
角カケ程度なら私がお勧めするのはエポキシ系補修材です。こちら↓エポキシ系補修材(写真参考)
これは中身を出して粘土の様に練ると硬化が始まりますのでカケた部分に粘土をつけるようにして形を整えておしまいです。カチカチになり塗装も出来ます。
大きくかけている場合はセメント補修材(下写真参考)を使ってください。どちらにしても最近はユーチューブという強い見方がありますから検索してその使い方は動画を参考にしてください。または購入店で教えてもらいましょう。
【植物には注意】
花ブロックの外構の白色は緑に映えますが、もし植物に直接覆われている場合は、植物の撤去も重要です。植物がブロックの隙間に侵入し、根が成長するとブロックにダメージを与えます。定期的に植物を除去し、ブロックから離れた位置に植えてください。ツタなどは大敵です。植物の力はあなどってはいけません。
いかがでしたか?
今日は花ブロックのメンテナンス方法をご紹介しました。花ブロックは汚れても最悪は再塗装という必殺技がありますので神経質にならなくても良いと思います。しかし素人考えで適当な処置をすると後で面倒になる事も!!少し勉強してからDIYしましょう!
弊社では花ブロックは2つのシリーズで展開しています。見積やご相談等、詳しくはこちらをご覧ください。
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